赤ちゃん布団のカビ!安全な取り方と対策
赤ちゃんの布団のマットレスって、外に干そうと思っても固くて干しにくいから何だか後回しにしてしまいがちですよね。
でも、ついそのまま敷きっぱなしにしていたら布団の裏がカビだらけ!
あなたはそんな経験ありませんか?
思い出すだけでおそろしい…( ;∀;)
今回の記事では私が実際に体験したことから
- 布団に生えてしまったカビの取り方
- 赤ちゃんに無害で安全な方法
- 二度と布団にカビを発生させないための対策
- カビの赤ちゃんに対する影響
についてまとめています。
赤ちゃんの布団にカビを発見したときは衝撃的でした…
こんにちは、ゆにっき!です。
この冬、我が子が咳ばかりしていたんです。
部屋が乾燥しているのか?と思い、加湿器を夜通しかけてみたり、部屋にタオルを干してみたりしていたのですが、一向に咳が治まらない。
窓の金属部分には「結露」も見られていたので、加湿が足りないわけではなさそうだったんですが、ふとしたときに子供の布団をめくってみたところ、裏側に黒カビがテンテンテン…と。。。
「もしかして咳はこれが原因(*_*)?」
と思ったのは一瞬で、次の瞬間
「やばい!このカビ早く何とかしないと!!」とめちゃくちゃ焦りました。
布団のカビの取り方で、赤ちゃんにも安全な方法は?
カビ取りしなきゃ!と思ったはいいのですが、赤ちゃんが寝る布団に強烈なにおいのするカビ取り剤って使えないですよね?
カビ自体も悪影響だし、カビ取り剤も悪影響?
どうすればいいの(;゚Д゚)!
と焦るのも数秒。
早速ネットで調べてみたところ、カビ取り剤には赤ちゃん衣類に使えるものがあるので、それを使えばよいとのこと。
ということで子供を他の部屋に連れていき、私はマスクと手袋をして早速カビ取りをスタートしました。
- 手順1、シーツについたカビ菌を除菌・滅菌する
幸いなことに、カビはシーツだけにあり、マットレスにはありませんでした。
まずは、このシーツを塩素系漂白剤を使って漂白します。
塩素系漂白剤の代表は花王の衣料用漂白剤ハイターなどがありますね。
ただし、塩素系漂白剤は色のついたシーツに使うと色落ちします。
色つきのシーツには、酸素系漂白剤を使用します。
酸素系漂白剤は過炭酸ナトリウムとも言いますが、洗濯機のカビ取りにも有効なので、耳にしたことのある方もいらっしゃるかもしれませんね。
酸素系漂白剤の代表的なものには、シャボン玉石けんの酸素系漂白剤などがあります。
いずれかの漂白剤を、商品の注意書きにある通りに水やお湯で薄めて、所定の時間通りにシーツを付けておきます。
(お湯の温度は、50度前後のものを使うと漂白効果がよりアップします。)
ただし、長時間浸すと色落ちすることがあります。
特に色つきのシーツの場合には、つけ置き時間に注意しましょう。
これらの漂白剤は、説明書きに「用途:赤ちゃんの衣料の漂白」と記載があります。
赤ちゃん用の布団カバーにも、安心して使うことができますよ^^
※類似品には、赤ちゃん衣類への使用を推奨していないものもあります。
布団やシーツの洗濯表示によっては使えないこともあります。
使用の前に、お手持ちの漂白剤や布団などの用途・使い方・使用上の注意欄をきちんと確認してくださいね。
- 手順2、よくすすぐ
すすいで漂白剤をきちんと落とします。
バケツや湯船の中などを使って真水でゆすいでから、次に洗濯機を使って、ひととおり、洗い→すすぎ→脱水をしておくと安心です。
これである程度のカビは落とせますが、一度で汚れが落ちない場合は、何度か繰り返してください。
ただし、黒カビは特に落ちにくく、何度洗っても落ちない場合があります。
漂白剤を使えば滅菌はできていますので、黒い跡が残っても使うことはできますが、気になる場合には、クリーニングに出すか買い替えましょう。
布団専用クリーニングは、本当にカビ退治に効果はあるのか?
レイコップなどの布団専用掃除機などが売られていますが、カビを完全に退治したいと思ったら「50度以上の温度のお湯」できちんと「洗う」ことが大切です。
でもなかなか自宅で布団を丸洗いって・・・できないですよね。
布団を丸洗いできる大型コインランドリーもありますが、家から布団を持ち出して運ぶってかなりしんどいです・・・( ;∀;)
そんなときに便利なのが、無料で宅配してくれる布団の宅配クリーニングです。
世の中、便利になりましたw
布団の宅配クリーニング業者さんも調べてみるとたくさんありますが、たとえば良くテレビなどでも取り上げられている「ふとんLenet(リネット)」。
ネットで申し込みをすると、自宅に専用の袋が送られてきます。
それに布団を詰めて、宅配業者に集荷依頼をすればばっちり自宅まで布団を引き取りに来てくれます^^
もちろん集荷費用は無料ですし、クリーニング屋さんが専用の機械で布団を高温で丸洗い→乾燥するので、カビなどの細菌が大幅に減少します。
ダニの死亡率はなんと99%とのこと。
カビ臭さもなくなり、ふわふわな布団になると評判の布団クリーニングです。
普段は自分で洗いながらも、半年〜1年など定期的にメンテナンスするのも大事ですよね。
よろしければ体験してみてください^^
赤ちゃんの布団のカビ対策
シーツのカビ取りって、結構大変です。
そこで二度と赤ちゃんの布団にカビを発生させないために、家でできる簡単なカビ対策をご紹介します。
- できるだけ毎日干す
一番いいのは、毎日お日様に当てて外干しすることです。
片面だけではなくひっくり返して両面日に当てましょう。
とはいっても、天気によっては外には出せないこともあります。
その時は、布団を押し入れに立てかけたりして床から布団を離しましょう。
これだけでも、布団の下にたまった湿気を取り除くことが出来ます。
- 扇風機を当てる
なかなか布団を干したりあげたりするのは大変、という場合には布団をめくって扇風機を当てるだけでも効果的です。
半分ずつ、1時間程度行えば、十分に布団の湿気をとることが出来ます。
- すのこを使う
布団と床の間にすのこを敷くと、空気の通り道が出来るため湿気を防ぐことが出来ます。
- 除湿シートを使う
布団専用の除湿シートを敷いておくと、布団の下の水分を吸収してくれるため、蒸れを防いでくれます。
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- 加湿器の設定を定期的に見直す
湿度は同じ晴れの日だったとしても、毎日微妙に変化しています。
部屋の壁が湿っていたり、窓の金属部分に大粒の水滴が出来ているときは加湿のし過ぎです。
加湿器の強さを、弱めたり時間を短くするようにしましょう。
- 除湿器を使う
部屋を長時間空けるときには、除湿器を使って部屋の中の湿気を取り除きましょう。
- カビ防止スプレーを使う
布団に使える、カビ防止スプレーを使うのもおすすめです。
下記のスプレーなら、乾燥すると無害な物質に変わりますので、安心です。
ただし、作業中は赤ちゃんには別の部屋にいてもらってくださいね。
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布団のカビが赤ちゃんに与える影響
カビが人体に与える影響についても、知っておきましょう。
赤ちゃんが空咳をしていたり、皮膚があれてきていたりしたら要注意です。
- アレルギー性疾患
アトピーや水虫などの皮膚疾患や鼻炎、ぜんそく、結膜炎などのアレルギー症状を引き起こすことがあります。
- 感染症
正式には真菌感染症(しんきんかんせんしょう)と言い、カビを吸い込むことによって肺や皮膚にカビが生えてしまう感染症です。
カンジダもこの一種です。
最後に
赤ちゃんは、その小さい体からは想像もつかないくらい、大人の何倍も汗をかきます。
少し気を抜いていると、あっという間にカビが生えてしまっていて、ぞっとすることも・・・。
私みたいにならないよう、布団は毎日あげるようにしましょう^^;