妊娠初期の出血。ポリープの、妊娠中や出産への影響は?
妊娠初期にポリープが見つかった、ポリープによる出血が続いている…
このようなときは、妊娠中の赤ちゃんや出産のときに悪影響がないか、とても心配になってしましますよね。
今回の記事では
- 妊娠初期の出血の原因
- ポリープによる出産への影響
- ポリープがある場合の日々の注意点
についてまとめています。
妊娠初期の出血はポリープが原因の場合も
こんにちは、ゆにっき!です。
妊娠初期に出血すると、まさか流産ではないかと心配になってしまいますよね。
妊娠中の出血には、危険なものと問題のないものがあります。
その中でも、ポリープによる出血に関しては特に大きな問題は無いと言われていますが、そもそもポリープとはなんのことでしょうか。
子宮頸管ポリープとは
妊娠中の出血の原因となるのは、主に子宮頸管ポリープという種類のポリープで99%以上は良性のもので、そのままにしておいても問題はありません。
ごくまれにがん性の悪性ポリープもありますが、ポリープは妊娠中の定期検診によって発見されることも多いので、医師の指示に従うようにしましょう。
妊娠中の出血が多いときはポリープを切除することも
ポリープは基本的に良性のものであることがほとんどです。
が、妊娠中に痛みのない出血を何度か繰り返す場合があります。
出血の度合いは
- おりものが茶色くなる
- ティッシュに少量だけ鮮血がつく
- ドロッとした血の塊
- 生理時のような多めの出血
など様々です。
基本的に少量でも出血した場合は病院の指示を仰ぐようにしましょう。
すでにポリープがあると医師に言われている場合は、ポリープからの出血の可能性が大きいので緊急で診察を受ける必要はありませんが、出血が多い場合にはすぐに病院に連絡する必要があります。
ポリープは自然に取れることもありますが、妊娠中の出血は精神的に負担がかかることもあります。
頻繁に出血する場合やポリープが大きい場合は、病院との相談で切除することもあります。
どのように切除する?
ポリープの切除は大掛かりなものではなく、検診時に少し時間を取って切除することあります。
時間も5~10分程度の短時間であることがほとんどで、ほとんどの場合、痛みも少ないです。
ただ、妊娠初期に切除すると、刺激が流産や早産につながることがありますので、切除せず様子見となることも
医師の指示に従っていれば問題はありませんので、心配な時には相談するようにしましょう。
ポリープは繰り返しできることも
ポリープは切除しても、再びできてしまうことがあります。
短期間でできることもありますが、定期検診で発見することが出来ますので、一定の期間で検診を受けていれば問題はありません。
妊娠中のポリープによる出産への影響は?
ポリープを切除せずそのまま放置したとしても、出産は問題なく行えます。
赤ちゃんの生育への問題もありません。
出産時にポリープがとれることもあります。
気を付けること
医師から特段の指示がなければ、通常通りの生活をすることができます。
ポリープがあると言われた場合は、以下の点に注意して過ごしましょう。
- 出血の状態(色や量)
- 出血以外の症状が伴う場合はすぐ病院に連絡する(特に腹痛)
- 清潔にする(ショーツやおりものシートは頻繁に取り換える)
最後に
ポリープによる出血が多い場合には、医師と相談して切除してもらうことも可能です。
出血が慢性化すると、危険な出血を見逃してしまう恐れもありますので、
気になることは医師とよく相談するようにしましょうね。