赤ちゃんの突然死の原因や予防法 簡単にできる防止策6つ

2020年9月10日

赤ちゃんが何の前触れもなく、突然死してしまうSIDS(乳幼児突然死症候群)。

小さな赤ちゃんを育てている、お母さんお父さんにとっては、とても心配なことの一つだと思います。

今回の記事では

  • 赤ちゃんの突然死の原因
  • SIDS(乳幼児突然死症候群)の予防法・防止策

についてまとめています。

赤ちゃんの突然死の原因は?

084946こんにちは、ゆにっき!です。

元気な赤ちゃんにも突然起こる可能性のある突然死(乳幼児突然死症候群)。

本当に怖い病気ですよね。

この突然死にはいくつかの原因があるとされています。

絶対的な原因はまだよくわかっていませんが、特徴として

  • 6か月未満の低月齢児に多い
  • 喫煙家庭に多い
  • 男児に多い
  • 早朝に多い
  • 人工乳を飲む子どもに多い

ということがあります。

ただし、この項目に当てはまるからと言って、必ず突然死が起きるということはありません。

項目に当てはまらなくても、残念ながら亡くなってしまう赤ちゃんもいます。

赤ちゃんの突然死を予防する方法

では、赤ちゃんの突然死を予防するにはどのようにしたらよいのでしょうか。

簡単にできる予防法をご紹介します。

突然死を予防する方法6つ

  • 1、煙草を吸わない

SIDSの危険因子である、タバコはお母さんだけでなく、お父さんも赤ちゃんの近くでは絶対に吸わないようにし、なるべくなら低月齢の時は完全に止めるようにしましょう。

お母さんだけではなく、お父さんの協力も必要不可欠です。

  • 2、できるだけ母乳で育てる

なぜ人工乳だと突然死リスクが高いのかは判明していませんが、お母さんに特に問題がなく、赤ちゃんが母乳を飲んでくれるなら、なるべく母乳で育てるようにしましょう。

  • 3、固い布団に寝かせる

柔らかいマットレスを使うと、赤ちゃんの身体がしずんだり、何かの拍子で横向きになってしまったときに窒息の可能性があります。

赤ちゃんの近くにクッションやふわふわの毛布、ぬいぐるみなどを置くことも避けましょう。

また、あわせて

  • 4、大人と一緒の布団で寝ない
  • 5、寝るときは赤ちゃんを温めすぎない

ことも予防策の一つです。

大人と一緒に寝ると、大人の布団や寝返りで赤ちゃんにかぶさってしまい、窒息の危険性があります。

赤ちゃんを温めすぎると、体温調節がうまくいかず、万が一、ということにもなりかねません。

  • 6、定期検診は忘れずに

赤ちゃんは、生後1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月・・・と数カ月おきに定期検診があります。

日々の育児で忙しく、忘れそうになってしまうこともあるかと思いますが、忘れずに検診を受けるようにしましょう。

赤ちゃんの異常を発見するきっかけになることがあります。

赤ちゃんの突然死を防止するなら、寝かせ方も重要

また、赤ちゃんの突然死を防止するには「赤ちゃんをうつ伏せ寝にさせない」ということもとても重要です。

うつ伏せで寝ている赤ちゃんは、あおむけで寝ている赤ちゃんよりも突然死のリスクが高いとされています。

うつ伏せ寝にするのはもちろん、横向きに寝かすことは避け、赤ちゃんのわきの下にはクッションを置いて寝返りを防止するようにしましょう。

最後に

ずっと元気だった赤ちゃんが亡くなってしまう突然死は本当に怖い病気です。

私も、子供の首がすわっていないころは特に心配で、何度も様子を確認したりしていました。

低月齢時は特に、赤ちゃんの様子に注意し、万が一の危険性はゼロにしていきましょうね。