妊娠を知らず飲酒してしまったら?流産など影響の強い時期はいつ?
妊娠が分かって嬉しい~~~♪
・・・でも実はつい最近知らずに飲酒しちゃった…
そんなドキッとした経験はありませんか?
妊娠中にお酒を飲んでしまうと、流産などお腹の赤ちゃんに影響があるんじゃないかと、とても心配になってしまいますよね。
この記事では
- 飲酒は流産などの原因になる?
- 赤ちゃんに一番影響がある時期は?
についてまとめています。
妊娠が分かる前に飲酒してしまったときのリスク
こんにちは、ゆにっき!です。
妊娠に気づかず飲酒してしまったことで、お腹の赤ちゃんに影響がないかどうか、心配になってしまった。
お酒好きの女性には、こんなふうに悩んでいる方も少なくありません。
実際に私もお酒が大好きで、妊娠がわかる一週間前に朝方までお酒を飲んでいたことがありました・・・
妊娠が分かった時はとても嬉しかった半面、とても心配になり、ネットでいろいろと調べた経験があります。
知らなかったとはいえ、飲酒してしまった妊婦さんの不安な気持ちはとてもよく分かります。
まず、妊娠時期の飲酒には胎児にどんな影響があるのでしょうか。
妊娠中の飲酒による流産の危険性
妊娠中の飲酒で気になるのが、「流産」につながらないかどうかということですよね。
必ずしも飲酒=流産にはならない
結論から言うと、妊娠超初期と呼ばれる妊娠4週未満までの飲酒は、特にお腹の赤ちゃんに影響はないと言われています。
妊娠4週っていつくらい?
妊娠の週数の数え方は前回の生理の開始日を0日目=0週目と数えます。
そのため、妊娠4週目というのはちょうど次の生理の予定日ごろになります。(妊娠28日目頃)
早い人では、妊娠3週目あたりに具合が悪い日が出てくる場合があります。このころは、まだ血液を通して赤ちゃんに栄養を送る時期にはあたらないため、お酒を飲んでしまったことが流産につながることはほとんどないと考えられているのです。
妊娠初期の流産の原因は?
でも、もしお酒を飲んだことを心配していたときに、万が一流産になってしまったとしたら、どんな原因が考えられるのでしょうか。
妊娠初期の流産の原因は受精卵の遺伝子異常や染色体異常などによるもので、決してお母さんの身体に原因があるわけではありません。(一部例外はありますが…)
流産になると、お母さんが自分自身を責めてしまうことがありますが、このような遺伝子異常が原因の流産は防ぐことが大変難しいものです。
とっても辛くて何もやる気が起きない、泣いてばかりで食欲がない・・・ということになってしまうかもしれませんが、辛さは旦那さんとも分かち合って、お母さんだけがあまり思いつめないようにしましょうね。
妊娠中に一番飲酒の影響がある時期はいつ?
妊娠超初期の飲酒による胎児への影響は低いと考えられていますが、飲酒によるリスクが最も高い時期があります。
それは妊娠初期と呼ばれる、妊娠5~15週(2~3ヶ月)ごろ。
このころは、赤ちゃんの脳や心臓が出来てくる時期にあたるため、アルコールだけではなく、薬による胎児への影響が最も強く、警戒しなければいけない時期とされています。
飲酒による影響にはどんなものがある?
具体的に、飲酒による胎児への影響というのはどんなものがあるのでしょうか。
妊娠中飲酒をしてしまうと、赤ちゃんには
- 低体重
- 身体が小さい
- 顔の奇形
- 脳への障害
- 発達障害
- 精神障害(うつ病など)
- 注意欠陥[/su_list]
などの症状があらわれることがあります。
これらは胎児性アルコール症候群と言われています。
お酒の摂取量は、少量を長期間にわたって摂取するよりも、1日でも大量に摂取したほうがリスクが高いとされています。
ただし、あくまでも両方を比べた場合、という話になりますので、妊娠中にお酒を摂取することは絶対にやめましょう。
最後に
お酒好きな私にとって、妊娠する前は「お酒止められるかな…」と心配になっていたこともありましたが、妊娠すれば「赤ちゃん第一」の考えにすぐ切り替わり、すんなりと止めることができました。
中には「妊娠中も少量の飲酒なら大丈夫」という意見が聞かれることもありますが、赤ちゃんのことを考えたら「一切飲まない」と決めて過ごした方が良いと、私は思います。