赤ちゃんの耳が膿で臭い・・・これってアトピー?対策は?
ふとしたときに赤ちゃんに顔を近づけてみると・・・
「あれ?耳が臭い?」
気になって見てみると黄色い膿が出ていた!
こんな経験はありませんか?
可愛い赤ちゃんの耳が傷ついていないか、とても不安になってしまいますよね。
今回の記事では
- 赤ちゃんの耳から膿が出るのはなぜ?
- においもあるんだけどこれってアトピー?
- 自宅でできる対策は?
- 病院はいつ行く?
についてまとめています。
赤ちゃんの耳の膿やにおいの原因は?
赤ちゃんの耳が臭い・・・こんなとき、軽いにおいだけなら問題ありませんが、膿が出ていたり、においがキツいときには要注意です。
ある病気が進行しているかもしれません。
疑われる病気にはどんなものがあるのでしょうか?
耳が臭く膿が出ているときに考えられる病気
アトピー
基本的にアトピーで膿が出ることはあまりないですが、アトピーはかゆみを伴うため、かきすぎでリンパ液が出てくることがあります。
このリンパ液が膿のような嫌なにおいを伴うことがあります。
中耳炎
赤ちゃんの中耳炎の症状は黄色い膿、耳をかゆがる、機嫌が悪い、熱が出るといったものがあります。
生後6か月以降の赤ちゃんがかかりやすいと言われています。
中耳炎を繰り返す赤ちゃんが多い原因と治療方法、繰り返さないための対策
外耳炎
外耳炎は耳に出来た傷が原因で起こり、耳を軽く触るだけでとても痛がるのが特徴です。
熱は出ないことが多いですが、微熱がでることもあります。
アトピーの膿のにおいってどんな感じ?
アトピーのときのグジュグジュはリンパ液であることがほとんどなので、通常の膿に比べて少しサラサラしているのが特徴です。
かゆいところをかきむしることで出てくるので、血が混じった臭いになっていることもあります。
このようになっている場合、膿んだところから別の場所に移ってしまうことがあります。
早めに適正な対策をとることが重要です。
赤ちゃんの耳が臭いときの対策は?
赤ちゃんの耳が臭かったり膿が出ている場合には早めにかかりつけの病院に相談しましょう。
小児科より耳鼻咽喉科の方が適切な処置をしてくれることが多いです。
また、自宅でできるケアがありますので、病院での治療と並行して行うのがおすすめです。
自宅でできる耳のにおい対策 5選
1、同じ方ばかり向いて寝かせない
赤ちゃんは汗を良くかきます。
同じ方の耳ばかり下にしていると下になっている方の耳が蒸れたり、こすれて膿を悪化させてしまうことになります。
出来るだけ違う方向を向いて寝るように向きを変えてあげましょう。
2、優しくガーゼで拭いてあげる
膿んでいるからと言って放っておくと汚れがこびりついてしまい、いつまでたっても治りません。
できるだけガーゼをぬるま湯で濡らして優しく押さえるようにして拭き取ってあげましょう。
あくまでもこすらず、あたたかいガーゼを当ててふやかす感じで大丈夫です。
3、保湿はしない
膿が出てグジュグジュしている場合、保湿は逆効果です。
逆に汚れをしっかり取って、乾燥させるようにしてあげましょう。
4、お風呂の時は手で洗う
ガーゼを使うと皮膚が傷んでしまいますので、手でやさしく患部を洗ってあげましょう。
ベビー用のせっけんを使って優しく洗い、泡が残らないようにしっかり流します。
また、お風呂から上がった後は水分が残らないようにしっかりと拭きとります。
5、傷がひどいときはベビーオイルやオリーブオイルでふやかす
ベビーオイルやオリーブオイルを使って膿が出る傷の部分をふやかしてから石鹸で洗います。
ただし、注意しないと悪化してしまう可能性もありますので、医師の指示に従ってくださいね。
最後に
赤ちゃんの耳に異常を見つけるととても不安になってしまいますよね。
赤ちゃんのうちは何度か繰り返すこともあり、心配になりますが、早めに病院に行って適切な処置をしてもらうようにしましょうね^^