妊娠中の安定期って何週目?それまでの注意点や気をつけること12選
妊娠初期のころの検診などで「安定期に入るまでは安静にしてね」と言われることは良くあります。
でも安定期って何週目のことなのか、どうして安静にしてなければいけないのか、あなたはご存知でしょうか?
今回の記事では
- 安定期って何週目?
- そもそも安定期ってどういうこと?
- 注意することや気をつけることは?
についてまとめています。
妊娠して「安定期」に入るのって何週目?
こんにちは、ゆにっき!です。
妊娠中、安定期までは特に体に気を付けるようにと言われることがありますが、一体安定期とはいつからいつまでのことなのでしょうか。
安定期はいつからいつまで?
実は安定期とは正式に「ここからここまで」とは定められているものではありません。
ですが、大体ママの体調が落ち着いてくる
- 16週目(妊娠5ヶ月)ごろから27週(妊娠7ヶ月)までの時期
を安定期と呼んでいます(このころは妊娠中期とも呼ばれます)。
安定期ってそもそも何?
そもそも安定期とは、流産の可能性が低くなってくる時期のこと。
赤ちゃんに栄養を送る胎盤が完成してくる時期でもあります。
このころになると、お母さんの身体は少しずつふっくらしてきて、赤ちゃんの骨や筋肉も発達し、動きが活発になってきます。
ただ、安定期に入ったからと言って絶対に流産しない、死産にならないという保証はありません。
引き続き体調には十分注意するようにしましょうね。
安定期の目安
安定期に入ると、次のような状態が見られます。
- つわりが減ってくる
- 動くのが楽になってくる
- おなかが少しふっくらしてくる
- 胎動を感じる
- 食欲がアップする
つわりがなくなると「今までのは何だったの!」と思うくらい身体が軽くなりますが、まだまだ油断は禁物です。
妊娠したら安定期までに、特に注意したいことベスト5
安定期までは、具体的にどのようなことに注意して生活すればよいのでしょうか。
特に注意したいこと5つ
- 1、アルコールやたばこに注意
ママ自身が摂取しないのはもちろん、たばこは副流煙も心配です。
パパが喫煙者の場合には、吸わないように心掛けてもうとともに、出かけるときも周囲のたばこの煙を吸わないよう、マスクをして出かけると安心です。
- 2、薬の服用には注意しましょう
風邪を引いてしまったときや、花粉症の時期など、薬を飲みたくなることもありますが、自己判断での服用は禁物です。
薬は、未熟な赤ちゃんの脳や身体にダイレクトに影響が及んでしまう恐れがあります。
普段から飲んでいる薬があったとしても、必ずかかりつけの医師に相談するようにしましょう。
- 3、無理をしない
妊娠中のママの体力は妊娠する前に比べてかなり落ちています。
一方で、仕事や家事など、しなくてはいけないことがあると思いますが、できれば会社では直属の上司だけでも事情を伝えておきましょう。
そして、体調が悪いときは、仕事内容や勤務時間を変えてもらったりするとよいでしょう。
普段の家事も、パパに手伝ってもらったり、外食、コンビニ、スーパーなどでお惣菜を買うなどして、無理しないようにしてくださいね。
- 4、旅行など遠出は控える
安定期に入るまでは、ちょっとしたことで子宮が収縮したり、お腹が張ったりしやすい時期になります。
旅行や長時間の散歩などは控えましょう。
妊娠期のママの身体は意外と疲れやすく、外に出ることでの周りからの感染症も心配です。
できるだけ、普段の買い物はパパに行ってもらったり、出かけるときは近場にして、パパと一緒にお出かけするようにしましょう。
- 5、パパとの仲良しは控える
もしかすると、パパから夜のお誘いが来るかもしれません。
でも、安定期に入るまでは、体への刺激や体液などが流産につながる恐れがあります。
パパには「決して嫌いなわけじゃないんだよ」ということを伝えてから、やんわりと断るなどして、できるだけ嫌な思いをさせないように配慮すると良いでしょう。
妊娠したら安定期までに気をつけることプラス7
先ほどの注意事項以外にも、気を付けることはまだまだあります。
- 体重管理
妊娠中に「赤ちゃんの分も栄養を取らないと!」と思って、食べ過ぎてしまうと、妊娠高血圧や糖尿病などにつながるリスクが高まります。
- 食べ物・飲み物
食事には妊娠中に食べてはいけないもの、積極的にとりたいものなどがありますので、チェックしておきましょう。
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- 車に乗る時
シートベルトの締め付けすぎに注意しましょう。 - 自転車
転倒などの恐れがあります。 - 運動
過度な運動はもちろん、安定期まではできるだけ運動は控えましょう。 - 重いものをもつ
おなかに力が入ると子宮収縮などが起こりやすくなります。 - 身体を冷やさない
冷えは万病のもとと言われるように、赤ちゃんに栄養分が届きにくくなったり、逆子の原因にもなります。
最後に
安定期までって、検診の頻度も低く、気をつけることがたくさんあって、余計に赤ちゃんのことが心配になってしまいますよね。
でもママが無理せず、赤ちゃんと穏やかに過ごすことが出来れば、赤ちゃんはきっと元気に育ってくれます。
パパや周りの方に甘えて、ママは出来るだけゆったりと過ごすようにしたいですね。