妊娠中 安定期に流産する確率は?その原因や症状とは
妊娠中安定期に入って安心したのも束の間、安定期に入っても流産する確率はゼロではないことをご存知でしょうか?
今回の記事では
- 安定期に流産してしまう確率は?
- 流産の原因は?
- どんな症状が出たら流産を疑う?
についてまとめています。
妊娠中、安定期でも流産してしまう確率は?
こんにちは、ゆにっき!です。
妊娠したら誰にでも起こる可能性のある悲しい流産。
そのほとんどが妊娠初期と言われる、15週までに起こりますが、安定期と呼ばれる15週以降も流産が起こる確率はゼロではありません。
安定期に、流産になる確率はどのくらいあるものなのでしょうか。
安定期に流産になってしまう確率は1.5%未満
妊娠した女性全体で見たときに、流産になってしまう確率は約14%ほどと言われていますが、安定期の流産は1.5%前後とかなり低い確率になっています。
安定期の流産の原因は胎児側ではなく、そのほとんどがママの身体や精神側にあると言われています。
妊娠中 安定期の流産の原因は?
では、安定期の流産の原因にはどのようなものがあるのでしょうか。
- 1、強いストレス
ストレスにより、血液の流れが悪くなったり子宮の収縮が起こり、赤ちゃんに栄養が行きわたらず流産してしまうことがあります。
- 2、激しい運動
きつい階段や坂を毎日のぼり降りしている、日常的に走ることが良くある、というような体に負荷がかかるような運動は流産の原因になることがあります。
- 3、飲酒・喫煙
妊娠中は絶対NGとされている、飲酒喫煙は流産になる可能性を急激に高めます。
絶対に飲んだり、吸ったりしないようにしましょう。
- 4、感染症
絨毛膜羊膜炎(じゅうもうまくようまくえん)、ヘルペス、クラミジアなどの感染症が、流産の原因になることがあります。
男性の精液の中には、絨毛膜羊膜炎の原因菌が含まれていますので、性生活の際には必ず避妊具を装着するよう、パパに協力してもらいましょう。
- 5、子宮の奇形や病気など
子宮の形が正常ではなかったり、子宮口が勝手に開いてしまう頸管無力症(けいかんむりょくしょう)、子宮筋腫(しきゅうきんしゅ)などの腫瘍によって、血流障害や予期せぬ子宮収縮が起こり、流産につながる可能性があります。
妊娠中、安定期に流産したときに出る症状は?
流産が起こった時に一番注意しなくてはならない症状は
- 出血
です。
少量の出血でも心配ですが、特に大量に出血した場合はすぐに救急車を呼んで、医師の診断を受ける必要があります。
また、
- 腹痛
も、大きな流産の兆候の一つです。
突然の立てないくらいの痛み、今まで感じたことのない強い痛み、ずーんとした痛みがずっと続いている、などの異常を感じた場合は、すぐに医師の診察を受けるようにしましょう。
他にも
- つわりや胎動が急になくなる
- 基礎体温が下がる
- お腹が冷たい
なども流産の症状と言われています。
【経験談】つわりが急に軽くなった!
私も妊娠中、急につわりが軽くなったことがあり、一瞬嬉しく思いましたが「まさか流産!?」と心配になり病院に電話したことがあります。
幸い何もなく、次の日にはつらいつわりが戻ってきましたが、次の健診まで日にちがかなりあったので、毎日心配な思いをして過ごした経験があります。
「こんなことで電話していいのかな?」と思うこともありますが、お腹の中の赤ちゃんの命を守れるのはママだけ。
何か気になることがあったら、すぐに病院に連絡して、症状を伝えるようにしてくださいね。
最後に
妊娠中はちょっとしたことで心配になってしまうことがありますが、赤ちゃんの生命力は、私たちが思っているほど弱くありません。
ママが風邪を引いても寝込んでいても、赤ちゃんはママのお腹の中で強く生きているものです。
あまり気にすることなく、穏やかにすごすことが何よりの赤ちゃんの栄養です。
ゆったりと毎日を過ごすようにしてくださいね。