二人目で母乳がでない!母乳トラブルがコレで改善!その対処法は?

2020年9月10日

28〜30歳の頃に、年子の男子二人を出産、授乳期間のほとんどを母乳で育てたママさんの体験談。

一人目は豊か過ぎる授乳量で全然困らなかったのに、二人目妊娠で断乳すると、出産したあとに「あれ…?出ない?!」というまさかの状態に。

二人目育児で、母乳トラブルに悩まされたママさんの体験談をご紹介いたします。

一人目は母乳が出すぎて、母乳パッドでは全然もたないくらいの量が!

もともと胸が大きくて、2人の子のいずれの妊娠期間中にも「お胸が豊かなお母さんは見た目ほどおっぱいが出ないことが多いんですよねぇ」ということを、看護師さんや助産師さんに笑い話のように言われていました。

でも、いざ長男を出産してみると、出産翌日から母乳パッドではもたないほどの母乳が出てきて、胸元がびちょびちょに・・・大変なことになりました。

スポーツブラにタオルを当てても蒸れてしまうほどで、搾乳したら200㏄も普通に出てくるし、そのあともまだ溢れるから、絞ったものは流して捨ててしまう、という潤沢な量は「牛みたい」と言われる始末・・・(T^T)

毎回、最初の30㏄位を絞って(乳腺に溜まった分は古いから美味しくない)捨てる、満足いくまで子供が飲んだらそのあとも少し絞って終わる、という生活でした。

おかげで、長男は哺乳瓶をほぼ無駄にする完全母乳育児でしたし、せっかく用意した消毒のセットも搾乳機やマグの吸い口を洗浄するために使うだけでした。

長男がそろそろ9か月というころ、もりもり離乳食を食べるようになって「美味しいものは他にもたくさんある!」と気づいたのか、段階的に母乳を忘れつつある頃に次男を妊娠したのです。

次男を妊娠してあっさりと卒乳

「おっぱいを吸われると子宮が収縮しちゃうから、これの機会に完全に断乳してくださいね」という指示をいただき、あっさりと卒乳第一段階。

殆ど何も考えずに、次の妊娠期間に突入しました。

二人目が生まれたら、母乳が全く出ない!

次男をいざ出産、初乳を飲ませよう!となった時に、

あれ?母乳が出ない?!

という事態に自分が一番驚きました。

おっぱいが張る感覚はあるのに、どうにも出ない…?!

以前の「牛」のような自分はどこに行った???

と、凹む私に、院長の奥様で超ベテラン助産師の先生からのアドバイスが。

母乳が出ないときに受けたマッサージが激痛!!

おばあちゃんの助産師先生からは、出産翌日から「マッサージしましょう!」とポジティブに言ってくださいました。

「乳首が刺激されると子宮の戻りも良くなるから」ということで、早め早めの対応が推奨されていたこともあり、疲れたとかしんどいとか言っている暇もなく、どんどんやるべきことが目の前に降ってくる、そんな時間でした。

おばあちゃん先生の指で、乳首がほぐされた時には痛みで涙が出ました。

自分で乳腺のマッサージをやり過ぎて、うっすらアザが出来て、まだらな色になった胸は情けないやら悲しいやら。。

先端からじわっと濃い色の初乳?が出てきた時には嬉しかったけれど、次男はそれを口に含んだだけで、まだ『吸う』ということもうまくできずに終わってしまいました。

親子二人で、汗びっしょりになって最初の授乳を終えたときには呆然としてしまったのです。

いろいろ悩んだけど、おばあちゃん先生に救われた

ただ、その施術の間におばあちゃん先生は「二人目ですって?同じ兄弟でも、妊娠期間中もいろいろ違ったでしょ?」といろいろと話しかけてくださいました。

助産師先生いわく。

妊娠の数だけ、母体の状態も違うんですよ。

だから、一人目でおっぱいが出なかった人が二人目であふれる場合もある。

その逆もあるし、何度産んでも全然でない人もいる。

生まれる前から、お母さんを巻き込んで個性を発揮しているみたいなものなのよ。

周りを見たら、いろんな人がいるでしょ?それと一緒なの。

とのこと。

そして、「どうしても出ないならミルクで十分。昔よりずっと美味しくてバランスが良くできているし、アレルギーの対策もある程度できているから、栄養面では心配いらない。

赤ちゃんだってどうしてもお腹が空いたら本能で飲むんだから。

お母さんはこの世の終わりみたいに、悩まなくてもいいんですよ」

とも言われました。

一人目の時、あまりにもあっさりハードルを飛び越えていたせいか、二度目のこの時の「思うようにならなさ」を抱えていてめちゃめちゃ凹んでいた私には、このおばあちゃん先生との時間は本当にありがたいものでした。

乳首ほぐしや乳腺マッサージで、退院の頃には母乳もそこそこ出るように

乳首をほぐすのは、そのたびに痛くて痛くて二度とやりたくない、と毎回心の底から思いましたが。

おそらくこの初期の乳首や乳腺のマッサージの効果と、生まれたばかりで慣れていなくて、へたくそな吸い方でも一生懸命吸い付いてくれた次男のおかげで、退院してしばらく経った頃には、ようやく母乳もそこそこ出るようになって、ほっとしました。

母乳が出るまでにかかったマッサージ期間は3ヶ月以上の方も!

ちなみに、おばあちゃん先生いわく、おっぱいマッサージの面倒を見て、頑張って母乳を出せるようになった人の施術期間は、最長で出産後三ヶ月ということでした…

毎週通って、ほとんど出ないのに続けて、三ヶ月で安定して母乳が出せるようになった、というのは奇跡だと思いました。

私には、そこまで頑張る気力はおそらくなかったと思います(;・∀・)

さいごに…ママの戦いはまだ終わらない

しかしおっぱいが出るようになって私の母乳育児はひと安心、、、

とはなりませんでした。

一人目の時にはかかったことのない乳腺炎の症状に、ここから先、度々悩まされることになっていくのです(T_T)