赤ちゃんの中耳炎の治療方法や時間。治るまでの期間はどのくらい?【体験談】
息子がかかってしまった中耳炎。
病院でどんな治療をするのか、どのくらいの頻度でいつまで病院に行かなくてはならないのか、とても気になるところです。
この記事では
- 赤ちゃんの中耳炎の治療方法
- 毎回の治療にはどのくらい時間がかかるのか
- 中耳炎が治るまでの期間
についてまとめています。
赤ちゃんの中耳炎の治療方法は?
先日息子が中耳炎になってしまったことをお話しましたが(→赤ちゃんの風邪の鼻水から中耳炎に。こんな症状や夜泣きがあったら病院へ!【体験談】)、赤ちゃんが中耳炎の場合、具体的にどんな治療をしていくのか、うちの息子の様子をご紹介します。
【↓以下、耳の中の写真がありますので気になる方はご注意くださいね】
中耳炎の症例写真
最初に中耳炎と診断されたときに、先生に撮影していただいた息子の耳の中の写真をご紹介します。
鼓膜は通常透明で奥が透けて見えますが、中耳炎の場合は鼓膜が白く黄色っぽく濁るため、見るとすぐに分かるそうです。
実際最初の中耳炎の診断が出るまで2分もかかりませんでした。
↓これがその写真
赤く囲ったところが鼓膜で膿が溜まっているところ。(黒で囲ったところは耳のゴミです><)
どんな治療をするの?
さて治療方法はというと、うちの息子は中耳炎にかかったのが初めてであることと、中度の中耳炎と診断されたため、
- 鼻の掃除
- 薬の服用
をしてまずは様子を見ると言われました。
もっと中が腫れていたり膿が溜まっている場合は、鼓膜を切ったりもするそうです。
8ヶ月の赤ちゃんでも・・・
絶対させたくないですね(>_<)
治療では、先生はまず耳の様子をみて、鼻水をシュゴ~~っとすごい音のなる機械で吸い取ってくれます。
この機械が痛いのか怖いのか、8ヶ月の息子はいつもギャン泣きです。
母は息子の腕を両手で押さえ、息子の足も両足で挟んで固定します。
顔は看護師さんがぎゅっと押さえます。
息子の泣き叫ぶ姿はけっこう辛いものがありますよ(;_;)
薬は
- ニポラジン(鼻炎に効果があるとされている)
- ムコダイン(耳の中にたまった液を出しやすくする)
の2種が混ざった粉薬を朝・昼・晩、毎食後に飲ませています。
中耳炎の治療時間はどのくらい?
耳鼻科での治療時間は大体5分ほど。
通院はできるだけ毎日来てください、とのことでした。
一応近くの病院ですが、毎日は(息子も私も)ちょっとつらい・・・悪くなる前の対処が大事ですね。
耳鼻科医がすすめる赤ちゃんの中耳炎対策。自宅でできる方法7選
これから中耳炎の症状が良くなるまで、自宅でもいくつか出来る対策を教えていただきました。
- 鼻水をできるだけ取ってあげる
- 耳だれがあるときはこまめに拭く
- 耳掃除はしない(悪化することがある)
- 耳が痛そうな場合は耳の後ろを少しだけ冷やす
- 加湿をする
- お風呂は短時間で
- 授乳はできるだけ赤ちゃんの身体を起こして(縦にして)する
これ以上中耳炎が悪化しないような対策と、加湿をして風邪を引かせないことが大切なんですね。
中耳炎が治るまでの期間はどのくらい?
中耳炎が治るまでにはどのくらいの期間がかかるのでしょうか。
中耳炎の痛み自体は、2・3日~1週間ほどでなくなり、軽症であれば数日の通院で放っておいても完治する場合があるそうです。
息子のように、中度になると早くても3週間~1か月ほどかかり、膿の量が多いと完全になくなるまでに3か月ほどかかることもあるそうです。
痛みがないので、もう病院は行かない。そうするとどうなる?
「子供も泣いてないし、鼻水もないからもう病院はいいか」となり、毎日耳鼻科に通院するのが面倒にもなってきたりして、そう思ってしまうこともあると思います。
でも・・それはダメです!!
痛みが引いても、膿自体は耳の奥に残ります。
この残った膿が、中耳炎を繰り返し起こさせる原因となります。
毎日の通院は本当に大変ですが、根気よく頑張ることが大切ですね。
最後に
中耳炎は発症は早いですが、治るのにとても時間がかかります。
下記の記事で紹介するような中耳炎の兆候が現れたら、早めに病院にかかるようにしたいですね。