腱鞘炎の手首の治療で病院へ行ってきました。症状と原因、対策など

2020年9月10日

手首を動かすと痛い!抱っこがつらい!
私が、そんなイヤ~な腱鞘炎(けんしょうえん)になってしまったのは、息子が生後8か月の頃

抱っこをせがまれるけど、どうしても痛くてできず、でも抱っこしないと泣きやまないので、とうとう病院に行くことにしました。

この記事では

  • 腱鞘炎の症状とは?
  • 病院の治療ってどんなことをやるの?
  • 腱鞘炎の原因は抱っこのしすぎ?
  • 対策は?

についてまとめています。

腱鞘炎の手首の治療を病院で体験

033012こんにちは、ゆにっき!です。

育児中のママは、頻繁に赤ちゃんの抱っこをすることがあり、いつの間にか手首や腕が腱鞘炎になってしまうことがあります。

私は1ヶ月前から腱鞘炎の治療のために病院へ通っているのですが、そのときの治療の内容などをお話します。

病院での治療ってどんなことをやる?

腱鞘炎は整形外科での治療が一般的ですが、私は行きつけの整骨院に行っています。

整骨院でも整形外科でも、基本の治療は同じです。ここでの治療は

  • 患部の電気治療
  • 患部の温め
  • マッサージ
  • 超音波治療

が基本です。

最初は患部が炎症を起こし、熱を帯びていたため、

  • 湿布での治療

も行いました。

また、授乳などで前かがみになることが多く、肩が、前に異常に出ていることを指摘されました。

肩が前に出すぎていると腕の筋肉全体が圧迫され、痛みが強く出るようです。

そのため、

  • 肩の矯正

も2度ほど行いました。

これが結構効果ありのようで、矯正をしてもらった日は手の痛みが比較的引いています。

腱鞘炎の症状と原因

私の主な腱鞘炎の症状

  • 手のひらを大きく外側に開こうとするときに痛い
  • 親指を中に入れて手をグーの形にし、前側に倒そうとしたときに痛い

というもので、これは赤ちゃんを育てているママに非常に多い症状とのことでした。

腱鞘炎を発症した方の中には

  • 患部を軽く押されるだけでも痛い
  • じっとしていても痛い

というケースもあり、そのような場合はステロイド注射を打ったり、手術を行う場合もあります。

腱鞘炎は抱っこのしすぎが原因?

育児期の腱鞘炎の原因は「抱っこのしすぎ」と言われることもありますが、実際は「抱っこをするときに手首の使い方を誤り、余計な力がかかっている」ことによって炎症が起こっているのが主な原因です。

腱鞘炎は、腱鞘と呼ばれるトンネルと、その中を通る筋肉がこすれて炎症を起こしている状態。

赤ちゃんを抱っこするときに、手だけで持ち上げようとすると手首や腕に無理な力がかかり、トンネルと筋肉がこすれてることによって発症します。

また、腱鞘炎は妊娠や出産、更年期のころの女性ホルモンの変化によっても起こりやすくなります。

赤ちゃんがいるママの腱鞘炎対策

抱っこは、赤ちゃんとママの心と身体のスキンシップのために必要不可欠なことです。

「腱鞘炎は抱っこのし過ぎが原因だ!」と勘違いしてしまい、赤ちゃんの抱っこを控えるというのは得策ではありません。

そこで、腱鞘炎を上手に乗り切る対策をいくつかお伝えします。

簡単にできる腱鞘炎対策5つ

  • 手全体を使って抱っこする

赤ちゃんを抱っこするときに、手をぐっと広げるように力を入れると親指や手首に負担がかかります。

手を広げずに、手全体をわきに入れて、できれば抱きかかえるように抱っこすると、痛みが出にくいのでおすすめです。

 

  • 抱っこ以外で手を酷使しない

ただでさえ手に負担のかかる赤ちゃん期の頃は、重いものを持ったり、手首に荷物をかけたりするのは控えましょう。

 

  • 抱っこひもを使う

できるだけ手首を使わないように、抱っこするときは抱っこひもを使うようにしましょう。

痛いのに無理して抱っこを続けると、症状が悪化してしまいます。

 

  • 包帯などで固定する

包帯やサポーターなどを腕に着けて生活すると、余計な力が入らず予防になります。

病院で頼むとやってくれるところもあります。(私の通う整骨院ではやってもらいました^^)

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  • 定期的にマッサージする

腱鞘炎と同時に、腕の筋肉が緊張して固くなっていることがあります。

なるべく、お風呂などで温めながらマッサージをすると効果的です。

あまりゆっくり浸かれることは少ないかもしれませんが、パパが休みの日など、赤ちゃんを見てもらっている間にすると良いでしょう。

最後に

子育てをしていると、なかなかママは自分の異変に気付かず、「なんかおかしい」と思ったときには病状が悪化していることもあります。

腱鞘炎は治りにくいので、出来るだけ手首に変な力が入らないように注意しながら、毎日を過ごしてくださいね。(私は1ヶ月では治らなかったので、まだまだ継続して通院しています…とほほ・・)