乳児湿疹は繰り返す!6ヶ月の時の症状とステロイドやかゆみ対策の話
気付いたらポツポツっとできてしまう乳児湿疹。何回も繰り返すこと多いですよね。
とってもかゆそうにしてて辛そう・・・何とかしてあげたい!ママの気持ちは痛いほど分かります。
今回の記事では
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- 6ヶ月のときの乳児湿疹について
- 使うのに抵抗があるあなたへのステロイドの本当の話
- 乳児湿疹の自宅でできるかゆみ対策
- 私の体験談
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についてまとめています。
乳児湿疹が繰り返す 6ヶ月のときの症状は?
乳児湿疹は繰り返すと言いますが、うちの息子は1か月のときからポツポツ出来たり消えたり繰り返していて、6ヶ月を過ぎ…7ヶ月の今でもまだ繰り返しています・・・><
しかも6ヶ月に入ってすぐくらいが一番ひどくて、夜もなかなか寝ないし、ずっと顔を両手で猫みたいにかいていて血が出るくらいだったのでとても心配でした。
繰り返すのが心配すぎてとうとう皮膚科を受診
生後3ヶ月くらいまでは小児科でプロペト(ワセリン)やヒルドイドローションをもらっていましたが、悪化はしないもののずっとポツポツ残っている感じでした。
6ヶ月のときなぜか湿疹が悪化して寝付きが悪く、小さいころアトピー持ちだった私は「まさかこの子もアトピー!?」と心配で、今度は皮膚科に駆け込みました。
診察では子供以上にドキドキしましたが、(子供はまだきっと何もわかっていない年頃)先生に、
「これはよくある乳児湿疹だよ。
アトピーじゃないから心配しないでね。
この薬塗ったらすぐよくなるから。
夜寝られないようなら飲み薬を出しておいてあげるから少しだけ飲ませるとかゆみがおさまるよ。」
と言われてホッ・・・(ノД`)・・・!
としました。あぁ良かった。
こんな薬をもらったよ!
このときにもらった薬は、
・身体用にキンダベート軟膏入りのヒルドイドクリーム、
・顔用に目に入っても大丈夫なリンデロンA軟膏入りのプロペト、
・また夕食後に飲むザイザルシロップ
を処方されました。
各薬品については下記に引用紹介しています。
【リンデロンA軟膏】
炎症を抑える合成副腎皮質ホルモン剤(ステロイド)と抗菌作用のある抗生物質の配合剤で、目、外耳、鼻のかゆみ、赤み、はれなどの症状を改善します。【キンダベート軟膏】
ステロイド外用剤で、抗炎症作用や抗アレルギー作用により、発赤、はれ、かゆみなどの症状を改善します。【ザイザルシロップ】
ヒスタミンH1受容体拮抗作用により、アレルギーによって引き起こされる症状を改善します。出典:all about薬検索
余談ですが、このときの皮膚科の先生がプロレスラーみたいな男の先生で話し方も柔らかく、女性らしさが少し垣間見える面白い先生だったんですね。
それが息子の笑いのツボにはまったのか、終始ケラケラ笑ってました。今までで一番笑っていたかもw
薬をもらった後の様子は?
夜はザイザルシロップの効果なのか、病院に行ったという私の安心感なのか、飲ませた後は夜寝苦しい様子もなく、顔をかきむしることも少なくなったように思います。
湿疹も薬を2週間ほど塗り続けたら軽くなってきました。
乳児湿疹が繰り返すときのステロイドについて
乳児湿疹がなかなか治らないときに病院を受診するとステロイドを処方されることがあります。
あなたは「ステロイド」と聞くと赤ちゃんに悪影響があるのではないかと心配されるかもしれません。
確かに、ステロイドには身体に蓄積する、顔がむくむ、皮膚が黒くなるなど様々なことが言われているのも事実です。
しかしこれらの情報には全て医学的な根拠は無いとも言われています。
ステロイドは赤ちゃんでも安全!
ステロイドは小児科などでごく一般的に乳児湿疹用の薬として処方されています。
ステロイドは少量でもとても効果があるので、乳児用のものに入っているステロイドはほんの少しと言われています。
日本の医学、薬に関しての審査や使用許可などは世界トップレベルに厳しいので、もし万が一身体に悪影響があるようなことがあれば、すぐ使用中止になります。
今でも一般的に処方されているのが何よりの安全のしるしではないでしょうか。
ステロイドが体に悪影響を及ぼしてしまうのは長時間全身に投与したり、使用上の注意を守らずに大量に使ってしまったときです。
私は医学従事者ではないので断言はできませんが、きちんと医師の指示通り決まりを守って適量を使えば大丈夫!のはずです。
・・・とはいえ、ステロイドは「薬」です。できるだけ薬を使いたくないというママもいらっしゃいますよね。
そんなときは次にお伝えする薬を使わないかゆみ対策を自宅で試してみてくださいね(*^▽^*)
乳児湿疹のかゆみ対策はこれだ!自宅で治そう!
乳児湿疹には自宅でできる簡単なかゆみ対策で赤ちゃんを楽にしてあげましょう(^_-)-☆
こまめに拭いてあげる
赤ちゃんがかゆそうにしていたら乾燥が原因でかゆいのかもしれません。
ガーゼを熱いお湯につけたり、電子レンジで10~20秒加熱してから人肌の温度までさまし、優しく拭いてあげましょう。
間違ってもこすってダメです。
押さえるようにして拭いてあげてくださいね。
1度だけではなく、朝昼晩と3回くらいは拭いてあげると良いでしょう。
お風呂はぬるめのお湯で
熱いお湯で洗うと身体の余計な水分まで蒸発しやすくなってしまい、かゆみが増してしまいます。
夏は37~38度くらい、冬は38~40度くらいのぬるめの温度で使いましょう。
身体は手で洗う
あなたは赤ちゃんを洗うのにお風呂でガーゼを使っているかもしれませんが、ガーゼの柔らかい布でも赤ちゃんのデリケートなお肌には刺激になってしまいます。
ママの優しい手で洗ってあげましょう。
乾燥湿疹には石鹸は使わない
乳児湿疹が乾燥性の場合には石鹸を使うとより乾燥してしまいます。
お湯のみで洗ってあげましょう。
脂漏性湿疹のときはベビー用石鹸で
脂っぽい湿疹の場合にはお湯だけだとベトベトが残ってしまうので、ベビー用の優しい石鹸を使って洗ってあげましょう。
泡で出てくるタイプだと、より赤ちゃんのお肌に優しいです。
ママの食べるものに気を付けてみる
母乳に食物の成分が出る確率は1%以下とも言われていますが、100%ではありません。
もし赤ちゃんが特定のものを食べたときだけ乳児湿疹がひどくなるようでしたらママの食べ物も少しだけ気を付けてあげてください。
重度のアレルギーの可能性もありますので、できたら小児科も受信しましょう。
病院でワセリンをもらう
乳児の場合、病院で薬をもらっても基本はお金がかかりません。
(たまに容器代で50円とか取られる場合もあります)
ワセリンはドラッグストアにも売っているんですが、病院の方が自分で購入するよりもぐっと安く手に入れることができるので、おすすめです。
私はいつも「ワセリンなくなってしまったので欲しいんですが・・・」というとすぐもらえるのでよく小児科に行きますw
ベビーローションを使う
今では赤ちゃん専用の優しい成分が含まれたものがたくさんあります。
たとえば乳幼児をもつお母さんにとても指示の高い「ママ&キッズ ベビーミルキーローション」は乳液のような感じでさらさらしているので、ワセリンのようにべたべたしにくく子供も嫌がりにくいです。
病院に行く
もし以上の方法を試してみてもよくならない場合は一度病院に行ってみるのをおすすめします。
もしかするとあなたの方法が誤ってしまっているのかもしれません。
基本的には小児科でOKですが、念のためアレルギー科や皮膚科のある病院で見てもらえば、異常があったときにしっかりと専門的な観点から診察してもらえるので安心です。
最後に
乳児湿疹はよく繰り返すので心配になってしまいますよね。
でも乳児のころには湿疹はつきものです。
心配しすぎずに自宅でできる対策をしたり、ひどいときには悩まずに病院をうまく使ったりして赤ちゃんのかゆみを軽減してあげましょうね。