妊娠中の吐きつわりとは?症状や対策まとめ
妊娠している方の多くが経験するつわりですが、一口につわりと言ってもいくつか種類があります。
この記事では、つわりの中でも良くある「吐きつわり」について、
- 吐きつわりとは?
- 具体的な症状
- 吐きづわりの危険性
- つらさをやわらげるための対策
についてまとめています。
妊娠中の吐きつわりとは?
こんにちは、ゆにっき!です。
ドラマなどで、妊娠した女性が吐き気を催してお手洗いなどに駆け込む・・・そんなシーンを目にしたことのある方は多いと思います。
こういった吐き気が頻繁に起こったり、実際に吐いてしまうことのあるつわりを「吐きつわり(吐きづわり)」と呼んでいます。
吐きつわりは本当につらい・・・
吐きつわりのつらいところは、空腹であろうと満腹であろうと吐き気が起こること。
中には1日中吐き気があって、実際に吐き続ける方や、血を吐いてしまうくらい吐くなどの、つらい症状が出る方もいます。
ひどい場合は、脱水症状や体重減少、栄養失調などによって入院してしまうケースもある怖いものです。
吐きつわりの症状とは?
吐きづわりの主な症状としては何と言っても
- 吐き気
です。他にも
- 胃がむかむかする
- 胸が苦しい
- 頭痛
- 全身がだるい
などの症状が出る場合もあります。
また、吐きづわり以外のつわりが一緒におこることもあり、その症状は一定ではありません。
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妊娠中の吐きつわり対策
吐きづわり中に最も注意したいのが
- 脱水症状にならないように注意すること
です。
脱水症状になると体内の尿の量が減り、体内の老廃物を除去することが難しくなります。
また、血液の量が減って血圧が下がりますので、内臓に十分な栄養や酸素を運ぶことが出来なくなり、体全体に悪影響を与えます。
脱水が重度の場合には入院して点滴を打ったり、流産や死産、ママの脳や体にも危険を及ぼしてしまうこともあります。
吐きつわりの対策4選
- 1、水分をこまめにとる
一度にコップ1杯の水すらつらいママさんもいると思いますが、そんなときは一口だけ水を飲んだり、口に水を含んで口の中をゆすいだりしましょう。
多少の水分補給になりますし、口の中がさっぱりします。
- 2、食事は食べられるものだけ食べられる量を
つわりがひどい時は、無理してバランスの良い食事をとる必要はありません。
妊娠初期は、そこまで赤ちゃんの栄養を考えなくても良いとされています。
吐きづわりの妊婦さんにおすすめなのが、冷たいものやさっぱりしたものです。
フルーツやゼリー、トマト、アイス、そうめんやうどんなどであれば、食べられるという方も多いです。
食べ物からも水分が補えますので、ちょっとずつでも口に出来ると良いですね。
- 3、吐きやすい行動や態勢をとらない
吐きづわりといっても十人十色ですので、どんな時に吐き気が出るかは人それぞれです。
例えば、あおむけに寝ていると気持ち悪いのであれば横向きに寝たり、座っていると楽なのであれば、寝るときは上半身を高くして寝たり、においに敏感になって気持ち悪くなってしまうのであれば、家の中でもできるだけマスクをつけたりするなど、なるべく楽な方法を探しましょう。
- 4、気分転換をこまめに
吐きづわりがつらいと、毎日家にこもってお手洗いとベッドの行き来だけという妊婦さんも少なくありません。
1日に何度かは、ベランダや窓から新鮮な空気を吸って、心と身体を休めるようにしましょう。
最後に
妊娠中のつわりは本当につらいです。
吐いても吐いても、吐き気が治まらないこともある吐きづわりは、特に辛く精神的にも参ってしまうことも。
なるべくママ一人が大変な思いをしないように、周りに助けを求めて上手につわりを乗り切ってくださいね。
つわりが終われば、赤ちゃんの胎動を感じられる時期ももうすぐです。
可愛い赤ちゃんに会えるためと思うと、きっと頑張れるはず!今回の記事が少しでもあなたの参考になりますように。