生理予定日ごろの出血は妊娠?それとも流産?生理との違いや見分け方
妊娠希望の方にとっては、生理予定日付近に出血すると、妊娠したことによる着床出血なのか、はたまたいつもの生理なのか、とても気になってしまいますよね。
この記事では
- 生理予定日ごろの出血は妊娠?それとも流産?
- 生理の出血との違いと見分け方
についてまとめています。
生理予定日の出血が妊娠だった時の症状
こんにちは、ゆにっき!です。
妊娠を希望していると、生理予定日付近は、そわそわしてしまいますよね。
生理予定日付近の出血には4つの可能性があります。
妊娠した場合
まず妊娠による出血だった場合、生理予定日の1週間前~生理予定日にかけて、おりものに少量混じる程度の出血が見られる場合があります。
これを「着床出血」といいます。
着床出血は全員にあるものではなく、大体50人に1人程度の割合で発生します。
着床出血の期間は、1日だけという人もいれば1週間以上続く場合もあり、出血の量にも個人差があります。
出血の具合を見ただけでは、妊娠かどうかの判断はつきませんが、生理予定日の1週間後には妊娠検査薬が使えます。そこで陽性だった場合は妊娠の可能性が高いです。
https://ikuji-hacker.com/pregnant-taion/
生理予定日の出血が流産だった時の症状
また、残念ながら流産だった場合は、下記のような兆候が表れることがあります。
流産の場合
生理予定日周辺から、7日間ほどの間に、茶色いおりものや少量の出血が認められる場合が多く、だんだんと出血の量が増えてきて、通常の生理のような出血になります。
下腹部の痛みがある場合もあります。
これを「化学流産」と呼ぶこともあります。
化学流産は、赤ちゃんの染色体異常が原因で起こる流産で、防ぐことはできません。
流産は一度妊娠したものの、残念ながら赤ちゃんが亡くなってしまうことなので、初期の妊娠検査薬の反応は陽性になります。
流産してしまったあとは陰性反応に変わります。
妊娠と生理などの出血の違い
出血具合などによる妊娠、流産、生理、不正出血の4つの違いをまとめます。
妊娠したときのポイント
- 生理予定日の1週間前~生理予定日にかけて出血があった
- 高温期が2週間程度続いている
- 妊娠検査薬が陽性になった
これらの症状があった場合は、妊娠している可能性が高いです。
ただし、子宮外妊娠などの異常妊娠の場合でもmこのような症状が出る場合があります。
病院で子宮内に胎嚢(たいのう)が確認できるか、なるべく早く確認します。
流産のポイント
- 生理予定日周辺から7日間の間に少量の出血があった
- 高温期が2週間以上続いていたのに体温が下がった
- 妊娠検査薬が陽性である(陽性だったのに陰性に変わった)
- 最初は出血の量が少なかったのにだんだんと増えてきた
- 下腹部痛があった
このケースは、残念ながら流産してしまった可能性も考えられます。
ただ、絶対に流産したとは言い切れません。
病院での診察で、判断することになります。
下腹部痛など、出血以外の症状があるときは他の異常も考えられます。早めに病院にかかりましょう。
生理のポイント
- 生理予定日あたりから出血が始まった
- 体温が下がった
- 妊娠検査薬が陰性である
また、これらに当てはまる・当てはまらないに関わらず不正出血の可能性もあります。
何か気になることがあれば、遠慮せず病院にかかるようにしましょうね。
3つのポイントまとめ
初期の出血で、妊娠かどうかの違いを判断するためには
- 基礎体温の変化
- 妊娠検査薬の結果
- 産婦人科での診察
この3つの要素が大きく絡んでいます。
ただし、生理不順な方や、妊娠検査薬の使用時期を誤ったことによる間違いもあります。
心配な時は、お近くの産婦人科で相談するようにしましょう。
【関連記事】
https://ikuji-hacker.com/pregnant-checker/
https://ikuji-hacker.com/pregnant-checker-2/
最後に
妊娠希望のママさんの場合、生理予定日が近づくたびにドキドキしてしまうことがあると思います。
でも気にしすぎて、精神的なストレスになってしまう方もいます。
そうならないよう、おおらかな気持ちで毎日を過ごすようにしましょうね。
【関連記事】
https://ikuji-hacker.com/pregnant-trouble-2/