よだれつわりとは?症状や改善法まとめ
ほとんどの妊婦さんが経験するつわりの中に、「よだれつわり」というつわりがあるのをご存知でしょうか。
よだれつわりは他のつわりに比べて認知度が低い傾向にありますが、実はとてもつらいつわりなんです。
この記事では、
- よだれつわりとは?
- どんな症状?
- いつまで続く?
- 改善する方法は?
- 普段の対策?
についてまとめています。
よだれつわりとは?
こんにちは、ゆにっき!です。
よだれつわり(よだれづわり)とは、何もしていなくてもよだれが大量に出て、口の中に溜まってきてしまうというつわりです。
たかがよだれ、と思うかもしれませんが、常によだれが出て止まらず、そのよだれで気持ち悪くなったり、飲み込むことすら気持ち悪くてできないということもある、とてもつらいつわりです。
よだれつわりの症状とは?
よだれづわりの主な症状は、
- サラサラとしたよだれが常に出る
- ネバネバした唾液が常にまとわりつく
- よだれによる吐き気
があり、歯磨きやうがいをしても気持ち悪さがとれないことがあります。
よだれつわりを改善する方法
よだれつわりを少しでも改善する方法、少しでも楽にする方法をご紹介します。
※つわりはとても個人差がありますので、参考程度にご覧くださいね。
- アメを舐める
よだれをそのまま飲み込もうとすると気持ち悪くなるケースが多いため、アメでごまかすと軽減されることがあります。
- 100%ジュースで流し込む
アメを舐めるのと同様にそのままよだれを飲むよりも幾分か楽になります。
一気に飲まずにちびちびと少しづつ飲むと良いでしょう。
- 歯磨き
歯磨きをすると口の中がすっきりします。
また、フリスクなどのメンソール系のお菓子で和らぐ場合があります。
ただ、歯磨きで気持ち悪くなる方もいますので注意しましょう。
- 冷たいアイスやそうめん、うどん
食べ物が気持ち悪くて食べられないというケースも多いですが、冷たくてさっぱりするものなら食べられたという方も多いです。
- 他のことに集中する
じっとしていると、余計に口の中が気になって気持ち悪くなる場合がありますが、家族や友人とのおしゃべり、カラオケ、掃除などで少し楽になる場合があります。
- 漢方を飲む
産婦人科によだれつわりであることを伝えると、漢方が処方されることがあります。
処方される漢方は「人参湯(にんじんとう)「益智(やくち)」「半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)」「小半夏加茯苓湯(しょうはんげかぶくりゅうとう)」などが多いです。
普段の対策は?
よだれづわりがひどかった先輩ママさんは普段どのようにしてつわりを乗り切っていたのでしょうか。
- とにかくティッシュ
ティッシュを常に持ち歩いていて、よだれが溜まってきたらすぐにティッシュに出していたという方が多いです。
ティッシュを1日に1箱使ってしまって、経済的につらかったというママさんも。。
- ペットボトルに出す
ペットボトルを常に持っておき、その中に出すというもの。
出かけるときはカバーをして中が見えないように持ち歩くと良いでしょう。
ただ、ペットボトルを洗うときにまた気持ち悪くなってしまうというケースもちらほらありますので、できたら使い捨てにできるとよいですね。
- 洗面台やキッチンで出す
一番楽な方法がこれかもしれませんが、周りの方が嫌な思いをしないように、理解してもらうことが必要です。
パパさんに協力してもらいましょう。
- タオルにしみこませる
外に出かけるときなどタオルを持ち歩き、そこにしみこませる方法です。
やはり厚手のものが安心。夜はタオルをくわえて寝ていたというママさんも。つらいですよね・・・><
- ティッシュをくわえてマスク
外に出かけるときは、ティッシュを口にあててマスクをし、隠しながら涎をだす方法です。
短時間は有効的ですが、すぐにティッシュが湿ってしまうのでこまめに取り換える必要があります。
ヨダレつわりはいつまで続く?
つわりの終わる時期も人それぞれですが、大体妊娠6ヶ月(20~23週)くらいになると落ち着いてくる方が多いです。
中には、生むまでずっとつらかったという方も。。
でも生んだ瞬間に口の中がさっぱりして、気持ち悪さは吹き飛ぶというケースがほとんどです。
出産後の食事は本当に美味しかった!!という声も多く聞かれます。
最後に
よだれつわりは「え?ただのよだれでしょ?」と周りにも少し理解されにくい側面があります。
ただ、吐きつわりより辛いというケースもありますので、ぜひ周りにも理解してもらいたいつわりです。
妊婦さんはとてもつらいと思います。
一人で抱えこまずに、周囲の理解も得ながら、何とか乗り切って可愛い赤ちゃんとの対面を待ってくださいね。