赤ちゃんが目薬を飲んだ!誤飲したときの対処や症状の注意点
赤ちゃんが目薬を飲んじゃった!!
あなたはそんな「ヒヤッ」とした経験ありませんか?
ちょっと目を離したすきに赤ちゃんはとんでもないことをやらかすことがあります。
私も、つい先日、子供が目薬のふたをあけて舐めていて、とっても焦ったうちの一人です。
今回の記事では
- 赤ちゃんが目薬を飲んだときの身体への影響は?
- 対処方法は?
- 誤飲による症状は?
についてまとめています。
赤ちゃんが目薬を飲んだら身体に影響は?
赤ちゃんが薬で遊んでいたり、たばこで遊んでいたり。
なんでも舐めて口に入れる赤ちゃんを見てヒヤッとしたママも少なくないと思います。
身体に害はないか、急変して病院に駆け込むことにならないか、とても心配ですよね。
目薬の危険性は?
目薬は大人が舐めても苦いものがほとんどなので、赤ちゃんも反射で飲んだりせず、吐き出してしまいます。
ママが「今飲んだ!?」と思っても、意外と飲んだりしていないことが多いので焦らないでくださいね。
目薬以外でもそうですが、異物が口の中にある状態でママが大声を出してしまうと、それでびっくりして飲み込んでしまうこともあります。
大きな声を出したりせずひとまず落ち着くようにしましょう。
そもそも、飲んだら身体に影響が出てしまうような、強い目薬は大人が点眼しても危ないです。
このことからあまり神経質にならずに様子を観察しておきましょう。
念のため赤ちゃんが飲んでしまった量や日にち、時間などは覚えておくようにします。
目薬を誤飲したときの対処は?
市販の目薬は誤飲しても特に対処は不要です。
(医者から処方される目薬や注意するべき成分については後述します)
市販の目薬の成分は基本的には、抗ヒスタミン剤とビタミン剤です。特別危険なものではありません。
しかし注意深く様子を観察するのを忘れないようにしましょう。
赤ちゃんがひどく泣き叫んだり、全然泣き止まなかったり、しばらく経って発熱や顔色が悪くなったりしたら念のため病院へ連れていきます。
赤ちゃんは突然容体が急変することもあります。
近くの病院の開院時間や連絡先などはすぐわかるようにしておきましょうね。
目薬を誤飲するとこんな症状が起こることも・・・
基本的に市販の目薬は危険性の少ないものですが、いろいろな成分が含まれている市販の目薬や医者で処方されるような効果の高い目薬を誤飲すると中毒症状が現れる恐れのあるものもあります。
たとえばテトラヒドロゾリン、オキシメタゾリン、ナファゾリン、キシロメタゾリンといった物質は血管収縮作用があります。
子供が誤飲してしまった場合、全身的な中毒症状が出る場合があります。
どんな症状が出るの?
誤飲してしまったときの症状の多くは
- 吐き気・嘔吐
- よだれが多くなる
- 眠くなる
- 脈が速くなる
といったものですが、症状が重たい場合は昏睡状態に陥ることもあり大変危険です。
1ml程度の少量を飲んでしまった場合でもこのような症状が起こる可能性があります。
お手持ちの目薬に上記のような物質が含まれていないか確認し、必ずお子様の目や手の届かないところに保管しておきましょう。
【参考】子供の“目薬誤飲”に注意喚起、米では死亡例ゼロも半数以上が入院。
2012/10/30
最後に
目薬の誤飲は比較的危険性の少ないものですが、赤ちゃんが飲んだ場合に危険なものもたくさんあります。
赤ちゃんの成長はめざましく、昨日まで手が届かないと思っていた場所が、今日は手が届いてしまうということも考えられます!
保管場所には十分注意しましょうね。