咳鼻水が止まらない赤ちゃん…副鼻腔炎の薬が効かない!ちゃんと薬で治るの?
咳や鼻水が止まらない・・・赤ちゃんの風邪にはよくある症状ですが、心配ですよね。
早く楽にしてあげたい気持ちは痛いほど分かります。
私も息子が6ヶ月を過ぎてすぐ同じ思いをしました。
たんが絡むのにペッてできないし、鼻水は飲んじゃうし、本当に何とかしてあげたかったです。
今回の記事では
- 咳や鼻水が止まらない場合に疑う病気
- 副鼻腔炎とは何?
- 薬が効かないことがあるのはなぜ?
- もちろん薬で治ることもあるよね?
についてまとめています。
咳や鼻水が止まらない赤ちゃんには注意して!
風邪を引くと咳や鼻水が止まらないという赤ちゃんは本当にたくさんいます。
単なる風邪のことも多いですが、次の症状が顕著にあるようでしたら副鼻腔炎(ふくびくうえん)を疑ってください。
- 黄色や黄緑色の鼻水
- たんが絡むような咳
- 微熱
副鼻腔炎とは、鼻の穴のまわりにある「副鼻腔」という空洞部分が炎症を起こす病気のこと。
副鼻腔炎は生後6ヶ月頃から起こるとされており、これは6か月未満の赤ちゃんの場合だと副鼻腔の形成がまだ未熟なためと言われています。
また、副鼻腔炎が頻繁に起こるようになると、蓄膿症(ちくのうしょう)と診断されることもあります。
悪化すると中耳炎を併発し、より赤ちゃんに辛い思いをさせてしまいます。
早めに対処することが必要です。
副鼻腔炎の薬が効かない!
赤ちゃんの場合、強い薬を使うことができませんので、病院でもらった薬が効かないということも多々あります。
一般的に赤ちゃんの場合は液体の薬を出してくれることが多いですが、ただでさえ鼻水でたんが絡んでいる赤ちゃんは苦しくて、咳と一緒に薬を吐き出してしまう場合があります。
でも決して「飲まないと治らないのに!」とイライラしてはいけません。
赤ちゃんの薬は弱いものが多いので残念ながらあまり劇的に効果があることはないので、「飲んでくれたらラッキー」くらいに思っておきましょう。
お母さんやお父さんも楽ですよ。
薬に耐性のある菌もいる!
服用している薬に耐性のある菌もあり、いくら飲んでも効かないということもあります。
そんなときは、薬が効かない旨を医師に伝えれば、別の薬に変えてくれることがほとんどです。
もし、治らないのに同じような薬ばかり出される場合は医師に別の薬がないか尋るか、病院を変えることも視野に入れてみてください。
赤ちゃんが病気になると小児科を受診しがちですが、鼻や耳のことなら耳鼻科が専門です。
副鼻腔炎が原因で中耳炎になってしまうと、赤ちゃんの場合、耳の辺りをかきむしるほど泣いてしまうことがあります><
病院選びは早めに適切に行いたいですね。
副鼻腔炎は薬で治ることももちろんあります
副鼻腔炎で病院に行くと鼻水を吸ってくれることも多いです。
鼻水を吸ってくれると、たんも絡みにくくなり赤ちゃんの呼吸が楽になります。
薬で治る赤ちゃんも、もちろんいます。
赤ちゃんは、突然容体が急変することもありますし、副鼻腔炎は慢性化することもあります。
中耳炎は赤ちゃんがよくかかる病気の一つですので、予防法も病院でしっかりと教えてくれるはずです。
耳鼻科でも赤ちゃんを診察してくれるところがたくさんありますので、ぜひお近くで探してみてくださいね。
最後に
赤ちゃんが咳や鼻水で辛そうな時は本当に変わってあげたいくらい辛いですよね。
赤ちゃんは自分で意思を伝えることが出来ない分、お母さんがしっかりと見てあげることも必要です。
あなたの赤ちゃんが早く元気になりますように(-人-)