子育てが辛い!夫にイライラ!育児に疲れた、逃げたい、と思った時に読んでほしいこと

2020年9月10日

「子育てがつらい・・・」「ついイライラしてしまう・・・」

夫に相談しても、うわの空の夫。

あんまり育児に参加してくれないし、やってくれたとしてもなんだか中途半端。。

もう育児も家事も、全部投げ出してどこかへ逃げ出したい…(;_;)

そんな風に感じたことはありませんか?

そして、そんな風に思ってしまう自分自身のことを「母親失格」だと思っていませんか?

この記事では、

  • 子育てがつらい、やめたい
  • 夫が全然理解してくれなくてイライラする
  • 何もかも忘れて逃げ出したい

と思っているあなたに、伝えたいことがあります。

あなたは一人じゃないんだと、みんな同じことで悩んでいるんだと思っていただけたら幸いです。

お時間があったら、ぜひ読んでみてください。

子育てが辛いのは夫の協力が得られないから?

284691こんにちは、ゆにっき!です。

唐突ですが、あなたはちゃんとご主人の協力を得られていますか?

一人で子育てをしていませんか?

私は、子供が生まれてから約1ヶ月半、実家の世話になっていましたので、このときは子育てが辛いなんて思ったことは一度もありませんでした。

むしろ実家から帰るとき、

「早く家に帰って子供と夫と3人の生活を楽しみたい。新しい生活が楽しみで仕方ない。」

と思っていました。

でも、そんな考えは甘かったことに、すぐ気付くことに・・・。

夫は子育てに協力的…だったのに

私の主人の仕事はサービス業。

残業も多いけど、子供が生まれてからは頑張って早く帰ってきてくれるし、子供が起きていれば遊んでくれるし、夕方に帰れたらお風呂も入れてくれる。私はとても助かっていました。

主人は会社のムードメーカーでもあり、労働組合に所属しているので、飲み会などのお付き合いが結構多め。

これは結婚前からずっとだったので、こどもが生まれてからも「飲み会くらいは仕方ないか〜」と思っていました。

そして子供が2ヶ月になろうとしているとき、「今日は悪いけど夜飲み会だから」と、主人が言いました。

私は普通に「わかったー」なんて軽く言って見送りました。

飲み会に行くくらい、なんとも思わないんですが、この日は勝手が違いました。

見送る時、私は特に「早く帰ってきてね」とは言わなかったんですが、さすがにまだ生まれたばかりの子供がいるし、そんなに遅くならないだろうと思っていました。

ところが、主は22時を回っても23時を回っても帰ってきませんでした。

連絡もなし。

ついに日付が変わっても帰ってきませんでした。

さすがにここまでいくと、イライラ!

そんな日に限って息子はなかなか寝付かず、24時過ぎても泣き続けていました。

抱っこしてもダメ、おっぱいもダメ、おむつじゃない、暑くも寒くもなさそう。

夫は帰ってこない。連絡もない。私のイライラは最高潮に。

そうこうしているうちに、主人が平気な顔して帰ってきたとき、イライラは大爆発です。

2カ月の子供を人任せにして、連絡もなく、平気で遅く帰ってくること、主人が仕事に行っている間すべての家事育児を一人でこなしていることの大変さをわかってないこと、子供が出来てから独りきりになれる時間なんてほとんどないこと、その他もろもろの不平不満。

先ほど「夫は協力的で助かってる」なんて言いましたが、実は不満がいっぱいありました。

それを一気に爆発させてしまったのです。

ひととおり言い終わった後、主人は無言で息子を隣の部屋に連れて行き、その日は寝かしつけをしてくれました

このとき、「ごめん」の一言だけで、あとは何も言ってこなかった主人には正直、がっかりしました。

子育てが辛い。イライラすると感じるのはなぜ?

子育てが辛くてイライラしてしまうのは、ご主人やご家族の協力を、思うように得られないということが大きいのではないでしょうか。

もしあなたの思った通りに、ご主人が育児や家事を手伝ってくれたら、
言わなくても率先してやってくれたら、
一人で1時間でも子供を見ていてくれたら、
イライラすることも少なくなるのではないでしょうか。

私のように、「もっとやってよ!」とご主人に不満をぶつけてしまった方も沢山いると思います。

先ほどのように不満を伝えた時、翌日になって主人にこう言われました。

「俺は朝から夜遅くまで仕事もしてる。

仕事でストレス溜まって帰ってくるのに、家に帰ってまで文句言われたらたまらない。

帰りたくなくなる。育児大変なのはわかるけど、俺だって手伝ってる。

これ以上何をやればいいんだ。」

子育ては22~23時間労働の超激務&とてつもないプレッシャー

それは私もわかっているつもりです。

私も出産直前まで、フルタイムで仕事をしていた身です。

仕事でストレス溜まるのは分かります。

帰ってきてアレコレ言われたらたしかに嫌になりますよね。

だから私は、このときまで不満があっても一切夫には伝えず、ずっと心の中にしまって我慢していました。

でも、仕事をしていても自分の時間は取れますよね。

通勤時間、休み時間、集中して資料を作る時間など、一人になれますよね。

一つのことに没頭できますよね。

24時間、子供につきっきりの母親には、朝も夜も、1日を通して自分の時間はほとんどありません。

22〜23時間労働の超激務です。

家事をするにしても、トイレに行くにしても、お風呂に入るにしても、子供のことを気にしていないといけない。

一人の命を預かっている身として、

「私がちょっと目を離したすきに危ないことになってたらどうしよう、何かあったら私の責任だ」

という激しいプレッシャーがのしかかります。

そう思ってしまうから、落ち着いていられないんですよね。

この気持ちが、22〜23時間ぶっ続けで一緒に子供と過ごすことのない、働くお父さんにはわからないのではないでしょうか?

だから不満が溜まってしまうんですよね。

ママはみんなそうなんです。

そんなプレッシャーと戦いながら育児をしています。

あなたもそうではありませんか?

育児に疲れた 逃げたいと思ったら?

あなたは子育てに疲れてもう嫌だ、すべて投げ出して一人でどこかに逃げ出したい、なんて思ったことはありませんか?

私はあります。

そしてこんなふうに思ってしまう、自分のことを何度も「母親失格」だと思ったこともあります。

こどもが泣いてるのに構ってあげる余裕がなく、

  • もういい加減泣かないでよ!
  • 一体何がしたいの!
  • 勝手にしてよ!
  • 私を一人にして!

と、泣いてる子供に向かって、私も泣きながらそう言ってしまったこともあります。

最低な母親ですよね。
そうするとまた自己嫌悪の無限ループです。

泣いても叫んでも、自分でなんとかしなきゃいけないのに。

でも、こんな風に辛く当たってしまっても、子供はお母さんに向かって笑顔を向けてくれるんですよね。

そんな我が子に対して、本当に申し訳なくてやるせなくて、また涙が溢れました。

反省してもまたイライラしてしまう。
イライラしてはまた反省。

子供と二人きりのこんな日々が続いて、さすがに限界を迎えそうになったことがあります。

とにかく、もう子育てがつらくて仕方がなくて、子供と2人でいる時間が苦痛になってしまったんです。

子供には申し訳なかったのですが、何もかも放り出して、一人になりたいと思ってました。

子供と二人でいるときに
「今私が心臓発作で死んだりしたらこの子はどうなるんだろう」

「旦那さんはどう思うんだろう。私が死んだら初めて子育ての辛さがわかってくれるかな」

なんて思っていました。

もう育児ノイローゼなりかけだったと思います。

そんな風に思ってしまうと、もう家族に助けを求めることはできないと思いました。

でも誰かにこの想いを伝えないと、自分自身が壊れてしまうと思い、市で運営されている「子育ての相談窓口」に相談しました。

相談窓口に電話したはいいけれど、最初の一言すら言えなかった

相談窓口には匿名で電話をかけ、まず「子育てがツライんです…」と伝えようとしました。

でも、こんな短いセリフも言い切ることができませんでした。

いざ言葉にしようとしたら、

辛い気持ちや、「なぜ可愛いはずの我が子のことでこんなに悩んでいるんだろう」「やっぱり母親失格なのかな」と、いろいろな思いが溢れてきて泣いてしまったんです。

でも、何か言わなきゃと思い、泣きながらも、「子育てが辛い」ということを伝えると、電話の向こうから、「辛いですよね」「大変ですよね」「お母さんとっても頑張ってきたんですね」という言葉が返ってきました。

ほとんど一人で頑張っていた(気がしていた)子育ての辛さに、見知らぬ方でも、共感してくれたことが本当に嬉しくて、救われたと思いました。

あなたは今、一番何をして欲しいですか?

相談窓口の方がおっしゃっていたことで、すごくハッとさせられたことがあります。

それが「お母さん今、周りの方に何をしてもらったら嬉しいですか?何をして欲しいですか」という質問。

私は少しだけ考え、「1人の時間が欲しい」と答えました。

そのとき私は、「あーそっか。私は1人の時間がなかなか取れなくてイライラしていたんだ」と、再確認しました。

誰かと話すことで、自分の本当の気持ちに気づくこともあるものです。

子供が生まれてから、激減した1人の時間。

今までは、自分の好きなようになんでもできた日常も、子供が生まれてからは

  • 1人でゆっくりお茶を飲むことも
  • トイレに行くことも
  • お風呂に浸かることも
  • テレビを見ることも
  • 好きな時間に寝ることも

ままならなかったので、それが一番のストレスだったんだと気づきました。

先輩方からは、「子供が生まれたら、そんなのは我慢するのが当たり前」と言われるかもしれませんが、子供を産んでみないとそのつらさには気づきにくいと思います。

相談窓口の方にそれを話した時、

「旦那さんでももちろんいいし、旦那さんに言いにくかったらあなたのお母さんでも、

友達でもだれでも良いので『子育てが辛い、1人になりたい』と伝えてみてください。

1時間でも2時間でもお子さんを見てもらって、1人の時間を作れると気分転換になりますよ。」

と言われました。

身内に頼れない場合は、短時間のベビーシッターの制度もあるとのことでした。

育児の辛さを、旦那さんに伝えてみよう

相談窓口の方にアドバイスいただいたあと、私は旦那さんに思いを打ち明けました。

「子育てがつらい。相談窓口に電話した。できれば1週間に2時間とかでもいいから、子供を見ててほしい。一人の時間が欲しい」と。

相談窓口の話を出したことで、旦那さんが事の重大さに気づいてくれたらしく「そんなに思い詰めてたんだね。ごめん。」と言ってくれました。

それから旦那さんは、少しずつ子供といる時間を増やしてくれるようになりました。

1週間は168時間。そのうちたった2時間でも1人になれるだけで救われました

子供にも、旦那さんにも、優しくできるようになりました。

最後に

よく言われることですが、男の人は「言わないと分からない。伝わらない。」ということが多いと思います。

女性の立場からいうと「もっと空気を読んで欲しい」と思いますが、なかなか難しいようです(ーー;)(うちの場合)

なので、ぜひあなたも子育てが辛くて悩んでいるのなら、「子育てがつらい」と周りの方に伝えてみてください。

私のように、自治体の子育て相談窓口でもいいですし、誰かに話をするだけで心が楽になります。

1人で抱え込むとストレスがたまって爆発してしまいますが、「ツライ」のたった3文字を誰かに言えるだけでスッキリしますよ(*^^*)

子育てがツライのはあなただけじゃない。

みんな少なからず悩みを抱えています。

「母親失格」なんて思わないで一緒に頑張りましょう。

子育ての辛い時期には終わりがきます。

辛い時期を過ぎると「なんで、あのときあんなに悩んでいたんだろう」と思うときがやってきますよ(*ˊᵕˋ*)

偉そうなことを言ってごめんなさい…

でも少しでも悩んでいるママさんが前向きになってくれたら嬉しいです。