妊娠中に出血したときの安静とはどの程度?仕事を休む期間は?
妊娠中の出血は危険なものもあり、医師から「安静」を指示されることも多くあります。
ただ、「安静に」と言われてもどの程度安静にすればいいのか?
また仕事をしている方にとっては「どのくらい休めばいいの?」と、先が見えず不安になってしまうこともありますよね。
この記事では、
- 妊娠時の「安静」とはどの程度のことをいう?
- みんな仕事はどうしていた?
- 休むとしたらどのくらいの期間休む?
についてまとめています。
妊娠中に出血して安静にと言われた。危険な出血って?
こんにちは、ゆにっき!です。
妊娠中に出血すると、病院から「安静にしていてください」という指示を受けることがあります。
この安静の度合いは様々で、危険度が低い場合は
- 無理をしなければ、日常生活は通常通り行ってよい
というケースがほとんどです。
危険な出血だと判断された場合は
- ほぼ寝たきりになるくらい、じっとしていなければならない
という2つのケースがあります。
危険な出血ってどんなもの?
出血の度合には
- おりものが茶色くなる
- 少量の血が混じる
- 血の塊が出る
- 生理2日目くらいの量が出る
というものがあり、血の量が増えれば増えるほど危険性は増しますが、基本的にはどのケースの場合も一度は病院の診察を受けましょう。中には
- 切迫流産
- 流産
- 死産
に関係するものもあり、自己判断や油断は禁物です。
妊娠中に出血して安静にと言われたときの仕事について
安静にするように言われたら、仕事はどうすればよいのでしょうか。
先輩ママさんはどうしていたかというと
- 仕事を休んでとにかく自宅安静
- 通勤時間を遅くしたり勤務時間を変えてもらった
- 仕事内容をあまり動かなくていいものにしてもらった
- いつも通り働いていた
と、こちらも出血の危険度によって様々です。
基本は医師の指示に従う。そうしないと最悪の事態にも・・・
安静度合いはその人それぞれ違いますので、病院の指示に従うのが基本です。
もちろん切迫流産などの危険性があるときには仕事を休むべきです。
切迫流産は、赤ちゃんが死んでしまう可能性をはらんでいるもの。
私の知り合いには、切迫流産と診断されていたにも関わらず出勤し、通常通り仕事をこなしていたものの、残念ながら死産という悲しい結果を迎えてしまった方がいます。
その方は、ショックのあまり2か月間仕事に復帰できず、自宅に引きこもる毎日が続いてしまいました。
私はあなたには絶対にそんな苦しい思いをしてほしくありません。
仕事をする人には、代わりがいます。
でも、赤ちゃんを守れるのはあなたしかいません。代わりは誰一人としていないのです。
中には役職についていて、「休むのが難しい」「どうしても休めない」というママさんもいますが、そんな時考えてみてください。
仕事と、赤ちゃんとどちらが大切ですか?
安静指示は出産まで必ず続いてしまうものではなく、解除されることも多くあります。
「一時の無理」が「一生の後悔」にならないよう、思い切って、上司や会社と相談してみてはいかがでしょうか。
妊娠中に出血したときの安静の期間は?
妊娠中に安静にするよう言われたママさんの安静の期間はどのくらいなのでしょうか。
切迫流産のケースで調べてみると大体
- 2~3週間の安静期間
を経た後、医師から仕事復帰の許可が下りています。
ただ、中には2か月ほど安静にするよう指示されている方もいるので、もちろん個人差はあります。
何でも先生に相談してみよう
お腹の赤ちゃんを守るためには、医師の指示を守ることは絶対です。
どの程度安静にしていたらいいのか?に迷ってしまったときは
- 家事全般は行ってもいいのか
- 料理は?掃除は?洗濯は?ふとん干しは?
- 外出は可能か
- 近場の買い物なら行ってもいいのか
- お風呂には入っていいのか
など「具体的に」先生に聞くことも必要です。
最後に
初めての妊娠で、出血があると心配で病院にかかることは多くあると思います。
一方で経産婦さんの場合は、「これくらい大丈夫だろう」という自己判断でいつの間にか危険な状態になっていたということが少なくありません。
妊娠中は「心配し過ぎ」ということはありません。
病院に行くのが難しければ、電話でもある程度の指示を仰ぐことは出来ます。
ぜひ早めに連絡するようにしてくださいね。