前置胎盤が治る確率は95%!治す方法、治るならいつ治るのか?
出産時に母子ともにリスクのある前置胎盤。
「前置胎盤ぎみ」と診断されてしまったママさんは、これからの妊娠生活がとても不安になってしまいますよね。
この記事では
- 前置胎盤が可能性は?
- 治す方法は?
- いつ治る?
- そもそも前置胎盤の原因は?
について、まとめています。
前置胎盤が治る確率はどのくらい?
こんにちは、ゆにっき!です。
前置胎盤は治る可能性は十分にあります。
前置胎盤が確定するのは、妊娠後期の32週以降と、かなりあとの方になります。
なぜ後期なのかというと、前置胎盤はママのお腹が大きくなるにつれて、胎盤が少しずつ上がり、子宮口から離れていくことが多いためです。
風船が膨らんでいくのを想像すると、分かりやすいと思います。
逆に言うと、妊娠後期までには前置胎盤が治る人が多いということも事実なのです。
前置胎盤はいつ治るの?
前置胎盤が治った方の場合、いつごろ治るケースが多いのでしょうか。
95%の人が妊娠30週には治る
前置胎盤は、大体妊娠30週までに治ることが多く、前置胎盤と診断された人の約95%もの人が治っていると言われています。
そもそも、前置胎盤になる可能性は分娩全体の0.3~0.6%と言われています。
逆に言うと、99%以上の人は正常に出産しているということになります。
ただし、30週を過ぎると治る可能性はだんだん低くなり、25%の人が前置胎盤のまま出産に至っています。
前置胎盤を治す方法は?
前置胎盤とは子宮口の近くに胎盤が出来てしまい、赤ちゃんの出口をふさいでしまっている状態です。
【前置胎盤の詳細はこちら↓】
このままだと普通分娩が難しく、帝王切開になることがほとんどです。
できれば自分で治したいですよね。
残念ながら治療法はない
実は前置胎盤は原因がはっきりわかっていないうえ、なりやすい傾向の妊婦さんを見てみても避けることが難しいもののため、残念ながら手術や薬などを使っても治す方法や、改善方法は今のところありません。
激しい運動をしないのはもちろん、仕事でもがんばりすぎないで、できるだけ安静にしておくと安心ですね。
前置胎盤の原因は?
そもそも、前置胎盤の原因とは何なのでしょうか。
実は前置胎盤の原因ははっきりと解明されていません。
ただ、近年前置胎盤は増加傾向にあり、その理由として
- 高齢出産が増えている
- 不妊治療をしている人が増えている
- 帝王切開での出産が増えている
ことが挙げられています。
これらに当てはまるママの場合、子宮内膜が弱かったり傷ついている可能性が高いため、前置胎盤になる可能性も高いのではないかとみられています。
前置胎盤は他にも、
- 出産経験がある
- 子宮内の手術経験がある(病気、流産、死産、中絶)
- タバコを吸う
- 双子以上の多児の妊娠
のママさんに起こりやすいと言われています。
そのため、できるだけ前置胎盤にならないための対策として、
- 妊娠は計画的に(中絶を避ける)
- 出産年齢に留意する
- タバコをやめる
といったことで、多少ではありますが、リスクを抑えることが出来ると考えられています。
最後に
前置胎盤は薬や手術で治すことはできませんが、妊娠後期になると自然と治ることが多い症状です。
初期や中期に、前置胎盤と診断されてもあまり気にしないように、リラックスして毎日を過ごしましょうね。
あなたが、心穏やかなマタニティライフを送れることをお祈りしています^^
【関連記事】